吉祥寺ハバカ〜るですカレーを美味しくするココナッツミルクについて書きましたが
栄養はどうなんでしょうか。
植物性のライフスタイルが注目されていることなどから、植物性ミルクへの関心が高まっています。
その中でもココナッツミルクはスイーツのみならず、タイ料理やインド料理などの調理に使えるとあって人気です。またスーパーに売られていることも多いため、かなり身近な存在になっていますよね。
しかし、ココナッツミルクの特徴である濃厚で甘みのある味わいから、「カロリーが高そう」「健康に悪そう」など間違った情報も出回りがち!
そこで今回はココナッツミルクの栄養価や使い方をご紹介します。
ダイエット効果も!ココナッツミルクのすごい栄養価
ココナッツミルクは、熟したココナッツから固形の胚乳(白い部分)を削り取り、水と混ぜ併せて、ろ過すると出来上がります。他の植物性ミルクと大きく違うのは脂肪分の含有量が高いこと。平均して約17%になるほどで、濃厚で、強い甘みが魅力的な味わいです。
ただ、脂肪と言ってもその正体は中鎖脂肪酸。消化・吸収・分解が非常にスムーズなため、エネルギーになりやすいことが特徴です。また脂肪燃焼効果もバツグン。さらに食欲抑制効果も期待できるとあって、ダイエットに挑戦する方の強い味方です。
調理にも使える万能調味料
ココナッツミルクはいまや一般的スーパーマーケットのアジアンコーナーでも見かけるようになりました。一般的には缶か紙パックで売られており、開封すると濃い液体と薄い液体に分離しています。そのため開封前によく振るか、開封後にかき混ぜるかして使用しましょう。
またその濃厚な味わいからスパイスの効いた東南アジアン料理やインド料理などで活躍するココナッツミルクは、グリーンカレーなどでお馴染みです。
冷やすと固まることから卵製品や乳製品を使わないヴィーガンスイーツにも重宝され、アイスやケーキなどは絶品です。自然な味わいを生かすことで砂糖の量も抑えられるので、ヘルシーに仕上げられますよ。
ウォーターやクリームなど多くの種類があるココナッツ
ココナッツはその加工方法によってさまざまな種類があります。
ココナッツミルクは脂肪分が高く、濃いので基本的にはそのまま飲むのはおすすめできません。ただ、ココナッツウォーターやココナッツクリームなど、その用途に応じて様々な種類があります。
例えばココナッツクリームはココナッツミルクに近いですが、水分を減らし、その脂肪分をさらに高めたものです。そのため多くの場合、スイーツに利用されているようです。
またココナッツウォーターは、ココナッツの実を割った時に出てくるジュースのことで、ココナッツミルクやクリームとはまったく違うものです。このココナッツウォーターは、ココナッツミルク以上に海外セレブに注目されていて「天然のスポーツドリンク」と称されるほどです。特にカリウムが多く含まれていて、高血圧の予防になると言われています。
美味しくて栄養効果抜群ココナッツミルクをご紹介しました。
吉祥寺ハバカ〜る。